企業のグローバル化に伴う英語の必要性・TOEICに出てくる時事問題や化学関連問題により幅広い英語の専門的用語・技術的な用語が要求されるようになってきました。ある程度の内容は理解できてもやはり技術的専門用語などは知識や語彙力がなければかなり読解が難しいものになっています。そこで語彙力をアップさせるためにどうすればいいのか、何点かあげていきたいと思います。
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技術英語を覚える!
9つのボキャブラリー構築方法
1.専門用語対策の書籍の活用
TOEIC対策用やビジネスマン向け等様々な本が出ています。いくつかの分野にわたって基本的な単語が載っていたり、科学技術の分野にしぼってあったりと結構探してみるとたくさんあります。CD付のものも多く、正しい発音を耳から聞いて自分でも繰り返して言葉にすることによって頭に入るのでボキャブラリーを増やすにあたってやはり初めに取り組んでおきたいものだと思います。特にTOEIC対策用のものに関してはクイズ形式にしてものもあり、インプットした後でアウトプットすることでより語彙力を高めることにつながるでしょう。私が見つけたのは「英語で説明する科学技術 植田一三/上田敏子」と「発信型英語10000語レベルスーパーボキャブラリービルディング 植田一三」でした。この2冊はCD付きで内容も多岐にわたっているのでお勧めです。他にもビジネス用の本なども多数見かけたので是非ご自分の覚えたい分野の本を探してみてください。
2.辞書の活用
わからない言葉が出てきたらすぐに英和辞典で調べてみましょう。それだけでも技術的な用語・専門用語を覚えていくと思います。英語を覚えることも大切ですが、まずは日本語での意味などを覚えておくことも大切なので、意味が分からなければ国語辞典やインターネットなどでどういうものなのか、どのような使い方をする言葉なのかを調べてみましょう。
3.英英辞典の活用
専門用語対策の書籍で語彙力を高めたら、次は英英辞典でその語彙がどのように説明されているのか確認して行きましょう。単語帳だと後から見返すのに便利かもしれません。英英辞典では単語の意味をより簡単な英語で解説してあります。日本人にとっての国語辞典のようなものですね。日本人にとっての英語と英語圏の方にとっての英語というのは文化も違いますから使い方や感覚が異なっています。そのような部分を英英辞典で調べることによって身に着けていきましょう。また、簡単な英語で説明できることによって、技術的な言葉・専門用語が出てこないというときに言い換えることのも可能になってくるので役に立ちます。
4.日本の新聞の英語版を読む
JAPAN TIMESなどの日本の新聞の英語バージョンに挑戦してみましょう。覚えたい分野の載っている部分だけや興味を持ったところだけの拾い読みで構いません。わからない単語が出てきたら英英辞典で引いてみましょう。それでもわからなければ英和辞典。出来れば英和辞典で引いて、そのあと英英辞典で確認というのが理想です。ちょっと面倒くさいですが。もともと日本の新聞なのでニュースなどで背景知識もあることが多い、時事の話題に強くなることもできるし、ボキャブラリーも増えていきます。
5.英字新聞を読む
上記の日本の新聞の英語バージョンが分かるようになってきたら次は英字新聞に挑戦してみましょう。News TIMES等難しいですが、全部読もうと思わず気になるところだけ読んでいくようにすれば意外と読めるでしょう。ここでも英英辞典は必須です。最近は電子辞書もあって持ち運びも楽になっていますのであまり苦にならずにどこでもできると思います。個人的には辞書に線を引いたりして覚えていく方が覚えやすいのですが、これは個人個人のご都合に合わせてされてください。
6.インターネットの活用
インターネットで技術用語を検索すると色々ヒットします。その中から使いたいものを探して覚えたりという方法もあります。単語だけだと意味がつかみにくい場合は例文や文章ごとメモをしてみましょう。見るだけでなく書くことによって身に付きやすくなります。普通のサイトでは見つからないというときはYahoo U.S.A.にアクセスして単語から例文などを探すのもお勧めです。ほかにもTHE WALL STREET JOURNALの解説ページで「ボキャブラリーを増やそう」というものもあるので見てみるといいかもしれません。
7.専門誌を読む
ここからはなかなかハードになってくるかもしれません。専門誌になると専門用語の数も格段に増えるでしょうから1ページ読むだけで大変なんてこともあり得ます。短い記事や、わかりやすそうなものだけ最初は読んで行って、わかるようになってきたら段々難しいものにも挑戦していくとわかるようになってくるでしょう。専門誌とはいえいろいろありますから、書評を見るなどしてわかりやすそうなものを選んでなじんでいくようにすると良いでしょう。
8.ニュースを聞く
CNNなどの英語ニュースはもちろん、ニュースを題材にして勉強するという方法はインターネットで検索してみるとたくさんあります。CNNなどを聞けるようになると聞き取り能力もアップしますし、海外の時事問題にも触れることが出来るので役に立つでしょう。NHKではニュースで英語を学ぶものもありますし、文章はインターネットで閲覧できるようになっているので目で見て耳で聞いてと確実に英語を習得しやすくなっています。ニュースはさまざまな分野を取り上げますからボキャブラリーを増やすには最適かもしれません。聞き取れたら自分で繰り返して行ってみるというのも大切です。それによって正確な発音をマスターすることが出来ます。
9.日記やSNNを英語で書いてみる
今までのはほぼインプットすることに的を絞ってきました。ただ一番覚えるのはやはり使うことです。近くに外国人で技術英語を話すような人がいたら英語で話して間違いを直してもらうのが一番ですが、そんな機会もなかなかないと思います。そこでおすすめなのが日記やSNNの活用です。twitterを英語で呟いてみる、こんな言葉を今日は習得したと日記やSNNで書いてみる。いろんな人が閲覧することによって間違いを直してもらえたりもします。技術英語などの専門英語に限らず英語の勉強においてよく推奨されていますので、専門用語以外の勉強にもなると思えば一石二鳥ですね。
以上9つのボキャブラリー構築方法をあげてみました。割と取り掛かりやすいものをあげたので早速挑戦されてみてはいかがでしょうか。TOEIC対策だけでなく仕事でも英語が必要とされる部分が増えてきている現代ですから、やっていて損はないと思います。辞書を引いたりすることは手間はかかりますが、だんだん読めるようになってくればその分嬉しいものです。難しいものを見ていて最初は全く分からなかったものが分かってくる。そんな楽しみを目標にやってみるとモチベーションも上がるでしょう。是非あきらめずに取り組んでみてください。
まとめ
技術英語を覚える!
9つのボキャブラリー構築方法
1.専門用語対策の書籍の活用
2.辞書の活用
3.英英辞典の活用
4.日本の新聞の英語版を読む
5.英字新聞を読む
6.インターネットの活用
7.専門誌を読む
8.ニュースを聞く
9.日記やSNNを英語で書いてみる
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